意外性に満ちた楽しいひとときを
せっかく、遠いところからお出でいただいたのに十和田湖の夜は何にもありません。 大自然の静寂も、それはそれでいいのですが、青森のねぶた祭に参加してみるのも 意外性にあふれ楽しい一時を過ごすことができます。

夜、夕食が終わって一息ついた頃、ロビーからはねぶた囃子が聞こえてきます。

軽快なテンポの太鼓を聞いていると自然に体が弾み出します。 気が付いたら「ラッセラー、ラッセラーッ!」と叫びながら踊っていた、という方が多いようです。
ねぶた祭には身体の深いところに訴える力が秘められています。

...祭が終わると、また、もとの静寂に包まれます。今まで踊っていたことが嘘のような静けさです。 幻のような祭の余韻に浸るとき、きっと、休屋 桂月亭ならではの思い出ができたことに気付かれるでしょう。

夫 「このホテルではねぶた祭りを体験できるそうだよ。
面白そうだから、行ってみるか。」
妻 「えぇ、面白いから必ず見てくるようにって友達も言ってたわ。」

...おぅ、なんか軽快なお囃子だなぁ。太鼓の音がズンと腹に響いてくるね。
さすがにねぶたは大きいなぁ。
ほぉ、2000万円も掛かるのか...いや、凄いな。
こんなに大きいのが24台も出てくるの?へぇ、高さが5メートル?
これがこちらに迫ってきたら凄い迫力だろうな。
なになに、ねぶたの踊りというのは簡単なんだなぁ。
え、掛け声をかけろって言うの?
「ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセラッセラーッ!」
いやー、こんな大声を出すなんて久しぶりだなー。えっ、立てって?
おい、おい、かあさん、踊れってよ。なんだ?ただ見ているだけじゃだめなの?
ラッセラー、ラッセラー、ラッセラッセラッセラーッ!.....

・・・こうして、思いも寄らぬ出来事によってもたらされた心地よい汗が、
静かなる感動を呼び起こすのでございます(^_^;)

そしてそのまま、かまくらで美しい雪灯籠を眺めながら、 お酒を召し上がりになるお客様がたくさんいらっしゃいます。 そして心地よく翌朝を迎え、十和田湖の大いなる自然を満喫されるのです。